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矯正治療

認定医のコラム

子供が「歯医者さんになりたい!」と言ったら

今日は日本矯正歯科学会の認定医という資格についてお話ししたいと思います。

本学会は、歯科矯正学・矯正歯科臨床の進歩・発展を目的にし1926年に設立された日本を代表する歯科矯正学を専門とする学術団体です。日本各地の矯正歯科医を中心に、7,000名程の会員により構成されております。

日本矯正歯科学会のHPからの抜粋です。

そして、この日本矯正歯科学会により、1990年に創設されたのが認定医制度で、その認定医になるには、以下の条件が必要です。

  1. 歯科医師免許を有する者。
  2. 歯科医師免許取得後、引き続き5 年以上の学会会員である者。
  3. 学会指定研修機関における矯正歯科基本研修(以下「基本研修」という)修了の後、その期間を含めて、5 年以 上にわたり、矯正歯科臨床研修(以下「臨床研修」という)を修了した者。または、同等の学識、技術、経験を有すると判断される者。
  4. 学会の認めた刊行物に矯正歯科臨床に関連する論文を発表した者。
  5. 学会倫理規程を遵守する者。

難しく書いてありますが、とにかく矯正歯科の専門的知識と経験が必須!という条件があり、これをクリアしないと認定医になれないわけです。私も多くの指導を頂いた先生方のお陰で、認定医を取得できたわけですが、良い機会なので、私がどのように矯正歯科医師になったのか、語らせてください。

最後にも書きましたが、もし、このコラムの読者の方のお子様が「歯医者さんになりたい!」と言ったら、ぜひ矯正歯科医師をすすめてあげてください。


では、早速、語ります。

まず歯科医師になるには、大学歯学部で6年間、私の場合は神奈川歯科大学歯学部を卒業し、難関の歯科医師国家試験に合格しなければなりません。国家試験に合格したあとは、1年間の卒後臨床研修が必要で、この研修を受けないと、そもそも開業ができません。私の場合は、神奈川歯科大学病院で臨床研修を行いました。もう、大学を卒業してから3年です。つまり、普通の大学を卒業していたら、入社3年目の若手社員で、新入社員の指導を行ってるぐらいでしょうか。私は、まだまだ勉強の日々が続きます。

矯正歯科学の研究は、開業した今でも必要で、日々、専門的な論文等を読んで研究しておりますが、この時期から、学生としての勉強ではなく、歯科医師として、よりリアルな技術と知識を身につけていくことになったのを覚えています。臨床研修が終わったあとに、やっと、大学の矯正歯科という、矯正の専門分野に進むことができます。

一般歯科とはここが分かれ道となり、これが、先の条件の3番目につながります。

そもそも、私がなぜ矯正歯科医師を目指したかというと、美しさにはキレイな歯並びは必須!という、歯学から見た「美」ということに興味があったからです。今、考えれば、動機はかなりミーハーな気がしますが、今年開業した大井町矯正歯科でも、「白い歯と美しい歯並び」というテーマで『美』ということにこだわっているので、この頃から芯はブレてない気がします。そして、矯正歯科を目指したからには認定医になって、矯正歯科の正しい知識を患者様にお伝えしたいと思うようになりました。

認定医になるには、臨床研修後さらに、まだ3年以上の条件があるので、縁があって、指導医の先生が開業されてる矯正専門医院に勤務することにしました。その矯正専門医院は、大きな病院ではありませんが、地元でかなり有名の矯正専門歯科医院で、矯正専門のドクターが数名いて、患者様もお子様から成人の方までさまざまでした。

私には、この専門医院で多くの患者様に接することができた経験が、かけがえのない宝物になっています。歯科医師としても未熟な頃から矯正専門医院での多くの症例を学ばせて頂いたおかげで、今では、難症例にも対応できるようになったと自負しております。

このように私は、歯科医師免許の国家試験に合格してから、5年以上の矯正歯科に関する専門知識の研究、そして、実際の患者様の症例を指導医の先生にご指導の末に、認定医を取得できました。認定医は簡単にとれる資格ではありません。しかし、認定医を目指したから、今の知識と経験の量があります。矯正専門医院は、すべての患者様が矯正の患者様です。矯正専門医院でなければ、矯正歯科の経験や知識は増えなかったと思います。

さて、、、日本矯正歯科学会の認定医の重みがわかって頂けたでしょうか?(笑)

認定医を取得するには、矯正歯科医師としての経験が必要で、それに伴って必然と多くの症例を経験することから、矯正歯科の専門知識がかなり蓄積されていくのです。また、あわせて矯正治療の研究への知識欲も湧いてきますので、歯科医師としてはとてもやりがいのある分野です。また、私は女性なので、「美しくありたい」という意味でも研究への熱意は増える一方です。

歯科業界はコンビニより多いとされる厳しい業界ですが、お子様が「歯医者さんになりたい!」と言ったら、ぜひ矯正歯科医師をすすめてください。

そして、矯正をお考えであれば、大井町矯正歯科での矯正治療をご検討頂ければ幸いです。

 

 

 

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