この矯正方法は、口を開けた時に目立つ上の歯だけ裏側から装置をつけ、下の歯は表側から装置をつける方法です。上下裏側から装置をつけると、口の中の舌が動く範囲が狭くなるため、話しにくい、キレたり、口内炎ができることがあります。装置を目立たせない分、少しデメリットも承知で装置をつける必要があります。そのデメリットを少しだけでも軽減できないかと考えたのが、この下の歯は前側から装置をつけるという矯正方法です。
鏡を見ながら笑ってもらえるとわかりますが、意外と下の歯は常に見えているわけではありません。もちそん、前側から装置をつけてるので、大きく口を開けたり、意識的に下の歯を見せようとすれば見えますが、上の歯ほど目立ちません。また、舌の動く範囲が広くなるため、喋りにくさなどのデメリットが軽減されます。
また、何より、上下裏側の矯正治療するよりもお値段が安く済み、前側からつけている分、歯も動きやすく早く治療が進みます。