品川区で矯正なら一般歯科より矯正歯科を選ぶ理由
歯の矯正は、虫歯を治療する一般の歯医者と矯正を専門にしている歯科などが対応しています。
ふたつとも歯を専門にしているから、どちらでもいいのでは、と思ってしまうかもしれませんがそうではありません。
では、なぜ一般の歯医者より矯正専門歯科を選ぶべきなのでしょうか。
さまざまな矯正方法が選択できる
矯正を専門にしている歯科は、さまざまな治療法が選択できます。
歯の矯正の方法は一つではありません。たとえば、インビザラインをはじめとするマウスピース矯正、目立たない方法で有名な裏側矯正、ワイヤー矯正でも目立たないセラミックの装置など様々な矯正方法がある中で、歯の状態や患者さんの意向に沿って対応できるのが矯正専門歯科のメリットです。
歯の矯正専門の設備が整っている
歯の矯正をするためには、現在の歯の状態を正確に認識し、どのように歯を動かしていくかを計画することが重要です。そのためには、歯並びに特化した専門の設備が役立ちます。
矯正専門の設備を2つご紹介します。この設備があるかないかで矯正専門かどうかを見分けることができます。
1つ目はアイテロという3Dスキャナです。
口の中にシリコンを入れて歯形を取るのを苦手な方も多いと思います。
その点、このアイテロという機械は、患者様の負担も少なく、歯形が正確にとれます。特に、アイテロはインビザラインの会社が開発したスキャナですので、インビザラインをお考えの方はアイテロを導入している医院を選ぶと良いでしょう。
また、もう一つ、矯正で重要な役割を果たす機械があります。それは、セファロと呼ばれるレントゲン、正式名称は頭部X線規格写真です。これは、矯正専門のレントゲンで歯の傾きや顎骨の位置などを確認します。このレントゲン写真をベースに、どのような方法が一番適しているのかなどの解析を行うため、このセファロなしでは分析できないと言っても過言ではありません。
両方とも大変高価な設備で、簡単には導入できません。この2つの装置があれば、そこは矯正に力を入れている医院と言えるでしょう。
矯正歯科の実績が異なる
一般歯科では、虫歯などの治療がメインですが、矯正専門歯科は歯の矯正をメインとしています。
当然、一般歯科より矯正歯科のほうが経験や実績が多いという特徴があります。
どんなサービスでもそうですが、経験が少ないより多いところを選びたいと思いますし、安心感があります。
予約が取りやすく、すぐ始められる
一般歯科では、矯正の診療日が月に1日か2日と決まっている医院が多くあります。
そのため、予約が集中し希望の日に予約できなかったり、タイミングによっては次の予約が2ヶ月先になってしまったりすることもあります。
また、ブライダルなどで矯正を考えていたのに、すぐに矯正を始められなかったりすることがあります。
一方、矯正専門歯科は、矯正の診療日は毎日です。すぐに治療をスタートすることができます。自分のスケジュールとも合わせやすく通いやすいため、治療も早く進むでしょう。
完全予約制・完全個室制
矯正専門歯科にもよりますが、完全予約や完全個室に対応しているケースがあります。
一般歯科の場合は、予約なしの急患を対応することがあるため、予定していた時間よりも待つことがあります。
矯正専門歯科で完全予約制の場合、予約した時間に診療ができますし、完全個室ですとプライバシーがしっかり守られ、まわりの目も気になりません。
認定医(矯正専門の資格)を持った歯科医師が診察してくれる
歯の矯正は専門の知識が必要なため、一般の人にも、この先生は矯正のスペシャリストだと分かるような資格があります。
それは、日本矯正歯科学会の認定医という資格です。この資格は簡単にとれるものではなく、大学で矯正の勉強を専門的に行い、実際の患者さんも多く診断し、経験がある医師にしか与えられない資格です。
矯正をしてもらうなら、知識や経験が多い、確かな先生にしてもらいたいものです。その点、この認定医の資格を持った先生なら安心です。
これらの選ぶ理由を考えますと、歯の矯正をしたいとお考えなら一般の歯医者ではなく矯正を専門にしている歯科を選ぶべきでしょう。
矯正歯科で行うメリットは?
これからはじめて矯正歯科を検討中であれば、メリットだけではなくデメリットも気になるはずです。
良いも悪いも知っていれば、安心して歯の矯正ができます。
自信がもてるようになる
歯並びが悪くて、口元を手で隠してしまう、なんて人は非常に多いのではないでしょうか。
歯の矯正により、歯並びがキレイになるためまわりを気にせず会話ができますし、自然な笑顔もこぼれるようになります。
歯並びひとつで自信につながりますし、毎日が楽しくなることでしょう。
歯磨きがしやすくなる
歯並びによっては、歯磨きがしづらいケースがあります。
当然、歯磨きができない場所は、どんどん汚れが溜まってしまいます。
歯の矯正により歯並びがキレイになるため、歯磨きがしやすくなります。
結果的に虫歯や歯周病のリスクを減らせますので、健康的な生活が送れます。
ちゃんと噛めるようになる
歯並びの状態によっては、嚙み合わせが充分ではなく、食べたいものも満足に食べられないなんてことがあります。
歯の矯正により歯並びが改善するため、適切な嚙み合わせが実現します。
食べ物をしっかり噛むことにより唾液の分泌促進、消化を促してくれ味覚まで向上します。
つまり、歯を矯正することで美味しく食べられるということです。
体の内側から健康になれる
歯の矯正により咀嚼(そしゃく)がしっかりできるようになると、表情筋が使われるようになります。
表情筋を活用することにより、シワやほうれい線の改善に期待できますし、唾液の分泌により脳に刺激を与えてくれます。
矯正歯科で行うデメリットは?
どんなものでもメリットもあればデメリットもあるものです。
矯正歯科のデメリットを知っておけば、不安さは少し消えるはずです。
費用がかかる
矯正歯科の最大のデメリットは、費用がかかることではないでしょうか。
場所や方法にもよって異なりますが、数十万円から百数十万円程度の費用がかかります。
ただし、これらの費用は一括とかではなく分割に対応していますし、医療費控除の対象にもなります。
和感を感じられる
もともと歯に何も装着していなかったため、装着後は違和感でしかありません。
これは、表側・裏側矯正装置やマウスピース、ハーフリンガルなど、どの装置にも該当します。
たとえば、装着後は装置が舌にあたったり話しにくかったりを感じられます。
基本的に1カ月程度で慣れるケースが多い傾向にあります。
歯周病や虫歯になる
意外かもしれませんが、歯の矯正により虫歯や歯周病になりやすくなるというデメリットがあります。
なぜ通院するのに虫歯や歯周病になるのか、と思ってしまうはずです。
基本的に、マウスピース矯正装置以外は完全に固定されるため、装置がある場所は歯磨きがしづらいという特徴があります。
ですから、いつも以上に時間をかけて歯磨きをしなければならなくなります。
治療期間が長い
内容によっては、1回や2回くらいで治療が完了しますが、歯の矯正はそうもいきません。
歯を矯正してもいちどに多くが動くわけではなく、1カ月で0.5mmから1mm程度しか移動できません。
もちろん、歯の状態によって治療期間は異なりますが、およそ1年から2年半くらいはかかると考えておきましょう。
ですが、歯の矯正が終われば今まで感じたことのない気持ちよさを感じられることでしょう。