「中学生の子供の歯並びが気になる」という親御さんは少なくありません。「歯列矯正の値段は高い」というイメージが先行しているからか、歯列矯正に対するハードルを高く感じてしまうことも。
そこで今回は中学生の歯列矯正の値段や期間をご紹介します。
また保険を適用するなどで値段が安くなるケースや、反対に安すぎる歯列矯正のリスクなどについてもお伝えします。
中学生の子供の歯列矯正にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
中学生の歯列矯正の値段と期間
中学生で永久歯の歯列が完成している場合、大人と同じ歯列矯正方法で治療することが一般的です。
歯列矯正の値段や治療期間は治療方法によって異なります。また、治療する歯科クリニックやエリアによっても値段は変わりますのであくまで目安として参考にしてください。
①表側矯正
一般的に全体矯正の値段:60~100万円ほど
大井町矯正歯科で中学生の表側矯正を行う場合、770,000円〜となっております。詳しくは、料金表のページをご覧ください。
期間:2~3年ほど
表側矯正とは、歯の表側にブラケットという装置をつけワイヤーを通し、歯並びを整えていく方法です。昔から行われている一般的な歯列矯正方法ですが、装置が目立つため「見た目が気になる」といったデメリットがあります。
②裏側矯正
全体矯正の値段:100~180万円ほど
大井町矯正歯科で中学生の上下ともに裏側矯正を行う場合、1320000円〜となっております。詳しくは、料金表のページをご覧ください。
期間:2~3年ほど
裏側矯正とは、歯の裏側に矯正装置を付けて歯を動かす治療法です。舌側に付けるため、「舌側矯正」と呼ばれることもあります。
歯の裏側に装置があるため目立たないことが最大のメリットです。
見た目を気にする方や歯列矯正をしていることを知られたくない方におすすめですが、表側矯正と比べて値段が高いことや歯磨きがしづらいことがデメリットです。
③マウスピース矯正
全体矯正の値段:60~100万円ほど
大井町矯正歯科で中学生のマウスピース矯正(インビザライン)を行う場合、913000円〜となっております。詳しくは、料金表のページをご覧ください。
期間:2~3年ほど
マウスピース矯正とは、マウスピースを使って歯列の乱れを整える治療法のことです。マウスピースは透明なため裏側矯正と同じく目立ちにくいことから人気の歯列矯正法となっています。
マウスピースは取り外しができるため歯磨きがしやすかったり、金属アレルギーの方でも治療できたりすることがメリットです。
保険適用など中学生の歯列矯正が安く済むケース
歯列矯正の値段の目安をお伝えしましたが、100万円前後はかかると言えます。やはり、どうしても値段がネックになる方は多いでしょう。大井町矯正歯科では保険治療は行っておりませんが、保険を適用するなど中学生の歯列矯正が安くなることを考える方のために、保険の適用ラインをご紹介します。
保険が適用できるか確認する
歯列矯正は「歯並びをキレイに整える」といった審美目的の場合、保険は適用されません。しかし審美目的ではなく、下記の場合は保険が適用できます。
① 「別に厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療
② 前歯及び小臼歯の永久歯のうち3歯以上の萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る。)に対する矯正歯科治療
③ 顎変形症(顎離断等の手術を必要とするものに限る)の手術前・後の矯正歯科治療
(参考:公共社団法人日本矯正歯科学会 https://www.jos.gr.jp/facility )
なにより早めの治療スタートが安く抑えるコツ!
中学生の歯列矯正は、できる限り早く始めた方が早く終わることが多く、早く終わることで値段が安く抑えられることがあります。
中学生はまだまだ「身体の成長段階」であり、あごや歯が動かしやすくなっています。
また、大人であれば治療段階で抜歯を行うことがありますが、中学生であれば抜歯をしなくても良いケースもあるため、大人と比べてスムーズかつ値段が安く治療できることがあります。
しっかり通えるエリアで探す
矯正をスムーズに進めるためには、しっかり通院するということが一番大切です。矯正器具が外れてしまったり、痛みが出た場合などの緊急時にも自宅から近い医院ならすぐ対応できます。また、歯科医院に行くために高い交通費を払ってしまっては意味がないため、自宅や学校から通える範囲の中で比較検討してみるのもいいでしょう。
医療費控除を受ける
保険の適用と同じように、審美目的であれば医療費控除の対象にはなりませんが、「噛み合わせが悪くて健康に問題が生じる」などの医師の診断があれば、医療費控除の対象となります。
医療費控除とは、家族全員の医療費が一定額以上になった場合、確定申告を行うことで支払った税金の一部が戻ってくるという制度です。
医療費控除の対象になる治療かどうか、歯科医師に確認してみましょう。
歯列矯正の値段が安すぎるところは要注意!リスクを紹介
歯列矯正はなかなか保険が適用にならないこともあり、値段が高いことがネックになりがちです。そのため、上記で値段が安くなるケースについてご紹介しました。
ただし、「値段が安い」を基準にして選ぶと後悔することもあるので注意が必要です。
ここでは、歯列矯正の値段が安すぎることによるリスクをご紹介します。
①安い装置が合わずに断念
歯列矯正の値段を抑える方法の一つに「安い装置を選ぶ」ことがあります。マウスピース矯正のマウスピースはさまざまなメーカーが展開しているため、値段が安い物から高い物まで幅広くあります。
自分に合った上での安い物ならいいのですが、「ただ安いから」といった理由で選んでしまうと、結局「合わなかったのでやめた」ということになりかねないので気をつけてください。
②口腔機能の低下
値段が安すぎるマウスピースを使用すると、「かむ・しゃべる」などの口腔機能に影響を及ぼしてしまうことがあります。
さらには、噛み合わせが悪くなり、顎関節症を発症するなどのリスクもあるため、安すぎる装置にはくれぐれも気をつけましょう。
③歯科クリニックとのコミュニケーションが取れない
値段が安すぎる歯列矯正を行っている歯科クリニックの中では、値段が安いために顧客の数を増やし、一人に費やせる時間が少なくなってしまうというケースがあります。
そうなると、十分なケアをしてもらえない可能性が生じることに。
特に、自分ではなく中学生の子供に歯列矯正を行うため、子供のメンタルケアや自宅でのケア方法などできる限りしっかりと説明してほしいものです。
親御さんも中学生の子供本人も、信用できる歯科クリニックかどうかをしっかりと見極めましょう。
まとめ
中学生の子供に歯列矯正をさせるなら、後悔しない治療をさせたいものです。
保険が適用される歯列矯正を行うには医師の診断が必要なため、多くの方が自費で歯列矯正を行っています。
「歯列矯正の値段は100万円ほど」と一般的に言われている通り、それくらいを目安に考えておくといいでしょう。
また、「値段を抑えたいから」といった理由で値段だけを見て歯科クリニックや歯列矯正方法を選ぶことにはリスクがあります。値段が極端に安いところは、なぜ安いのか十分リサーチした上で検討してください。
-品川区で中学生の矯正歯科をお探しの方-
品川区で中学生の歯列矯正をお考えの方や、現在お通いのクリニックの治療でお困りの方は、大井町矯正歯科で始めてみませんか?
当院は歯列矯正の認定医のいる専門クリニックで、これまで数多くの症例を扱ってまいりました。きれいな歯並びになりたいなら、いつから始めても遅くはありません。
キレイな歯並びは審美的な意味合いだけでなく、あなたの健康にもつながります。
歯並び、口元のことでお悩みでしたら、大井町矯正歯科までお気軽にご相談ください。
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大井町矯正歯科は、矯正専門歯科で、歯列矯正に関する精密検査が可能です。また、日本矯正歯科学会の認定医の資格をもっています。中学生の歯並びを治すには早すぎることはありません。気になったらすぐ、お気軽にお問い合わせください。
まずは、公式LINEより無料カウンセリングをご予約下さい。カウンセリング時にお悩みをお伝えください。お口の中の状態を見させていただき、中学生のお子様のライフスタイルや親御様のご希望を考慮してご提案させていただきます。
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